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作品名
四代目・大和辰之
著 者
スカーレット・ベリ子
媒 体
コミック
出 版 社
新書館POP
今すぐ、こっそり立ち読みするなら
>>>四代目・大和辰之
❏あらすじ
みのりのせいで、すっかり威厳を失ってしまったヤクザ、大和辰之にいきなり福岡行きの言いつけが言い渡された。
すっかり腑抜けになった辰之に気合を入れて、九州地区を統制させてみたいという腹積もりだ。
しかし、辰之は、福岡に到着しても全くテンションが上がらないまま…。
公園で、酔っ払って、呑んだくれた辰之は何者かにより連れ去られ、欲望にまみれた一夜を過ごす――。
>>>四代目・大和辰之
❏レビュー
「みのりの手」の1回目にでてきたヤクザ、大和のそれ以降のお話で「みのりの手」のスピンオフ作品です。
九州へ飛ばされて、酔っぱらって公園で寝っ転がっていた大和を連れて帰り営みに亘ったっていうのは、幼少時代に出会った美形の保父、望だった…って、とこからこの話は展開してい行きます。本当のところは、望が大和と過去にあったことを語るのは、第1話じゃないんですけどね。
望には不幸な過ぎ去った日々を持っていて、そこの所を拭ってもらった大和を慕っている。
一方、大和はみのり先生が頭から離れない。
コメディタッチの場面や萌える場面もちゃんとありますけれど、やりきれないです。
ベリ子さんの画力は素晴らしいのに加えて表現する力がとんでもなくありますね。
みのりの手はマッサージ師と言うのにお客さんの性欲を吸いとる、と言われる前置きでしたので、エロさを期待し買い求めた人も多いんじゃないかと推察していますけれど、中盤過ぎてから以降は、切なさとみのりのロマンスが中心となってましたね。
この作品も、エロもあるけど、メインキャストの2人の心の移り変わりがきっちりと描かれて、ストーリー展開も読み応えあって、十分引き込まれ楽しめました。